2010年 前期講座開講につき参加者募集中!

   KEY神戸では、在日コリアン青年を対象に毎月2回、金曜日の夜8時から10時まで(時間は変更することがあります)
  歴史・人権講座を開催しています。
   学習テーマは
在日コリアンの形成史や法的地位など自分たちの身近な問題を中心に、韓国や朝鮮半島の歴史、
  戦後補償・歴史認識問題、さらには平和や人権に関する問題
まで幅広く学んでいます。

   KEYの歴史・人権講座に来れば、在日コリアンの問題からグローバルな平和や人権の問題まで幅広い知識と
  教養を身につけることができるかも!?

   講座は机を囲んで大学のゼミのような雰囲気で、楽しく知的な時間を過ごしています。ときには真面目に語り合い、
  ここでしか学べないこともたくさんあるはず!!


   私たちは、日本社会でコリアンとして生きていくためには、“学ぶこと”が必要であると考えています。
  みなさん、気軽な気持ちでぜひ一度覗いてみてください。
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    歴史・人権講座   歴史・人権講座



  2010年度前期 歴史・人権講座
開講日 テーマ
2010年
4月23日(金)
 2010年ってどんな年〜講座紹介&韓国の歴史特番〜
 二部構成です。前半では今期の講座について紹介し、後半では映像鑑賞を行います。併合から100年が経過する今、改めてその歴史を振り返ります。
5月14日(金)  気になるニュース〜在日コリアンを取り巻く環境について〜
 最近報道でよく耳にする在日コリアンに関するニュースを取り上げます。何故、このような問題が存在するのでしょうか。今回の講座ではそれらを通して、制度的差別の問題性や、歴史認識について学びます。
5月28日(金)  在日コリアンの歴史〜韓国併合から解放まで〜
 なぜ在日コリアンは日本に存在するのでしょうか?その歴史的背景を当時の在日コリアンの生き様や、日本の政策と共に探っていく講座です。
6月11日(金)  戦後補償問題って何?〜今も残る問題〜
 戦後補償問題って何?戦後日本がアジア各国に行ってきた戦後補償には、未だに解決されていない問題が多く残っています。今回の講座では、それらの問題について詳しく知っていきます。
6月25日(金)  戦争被害者の声を聞くシリーズ@日本軍「慰安婦」
 日本軍の性奴隷であった「慰安婦」のハルモニたち。教科書によってその記述が消されていたり、日本では「慰安婦」は無かったという声もありますが、被害者のハルモニの声に耳を傾け、この問題をどのように捉えるべきか考えていきます。
7月9日(金)  戦争被害者の声を聞くシリーズAサハリンに取り残された同胞たち
 北海道の北に存在する島であるサハリン。そのサハリンに在日コリアンと似たような歴史を辿ってきたコリアンが存在することを知っていますか?
7月23日(金)  Youth Exchangeオリエンテーション&直前講座
 8月6日から9日にかけて行われるYouth Exchange。韓国訪問に向けての準備&講座です!
8月20日(金)  日本は戦争にどのように向き合ってきたのだろう?〜他国の事例・国際情勢を参考に〜
 今期最後の講座です。日本の戦後処理と歴史認識について、日韓条約や政治家の発言を中心に、検証していきます。ドイツの戦後処理や、国際情勢などについても取り上げます。

   また、講座後にはお寿司やお菓子を食べながら講座の感想や雑談(世間話!?)などを交わしながら、交流会を
  行っています。結構遅くまで事務所にいますので、途中からでも気軽に覗いて下さい。


   ※ お問い合わせ・お申し込みは、下記フォームにご記入の上送信して下さい。




  歴史・人権講座カリキュラム
テーマ 内 容
在日コリアンシリーズ 在日コリアンのルーツ、民族差別の現状、在日の法的地位、民族教育の現状など在日コリアンの歴史と現状を学びます。
「神戸から見るコリアンの歴史」「在日の形成史」
「在日コリアンのアイデンティティ」
朝鮮半島の歴史と現状シリーズ 日本の植民地支配を受けた私たち民族の歴史、および1945年解放以降の南北分断の歴史、韓国の民主化運動や市民社会運動、日韓関係史などを学びます
「朝鮮近代史」「韓国現代史T・U・V」「南北関係史」
戦後補償・歴史認識シリーズ 日本の朝鮮植民地支配やアジア侵略の歴史を学び、正しい歴史認識を探っていきます。また、日本軍「慰安婦」問題、在韓被爆者問題などの未だに解決されていない戦後補償の問題を学びます。
「元日本軍『慰安婦』問題」「在韓被爆者問題」
地域オリジナル企画 KEY神戸の独自企画として、会員の参加型学習やフリートークの場を設定し、様々な問題についての意見交換を行います。
「自由発表会〜私が今考えること〜」
地球市民シリーズ 地球的なレベルで問題となっている南北問題、環境問題、戦争と平和について学び、地球市民としての教養を培います。
「地球トリビア〜平和・環境・人権・女性と子供〜」
「カンボジアの人身売買」「子供兵」
人権シリーズ 普遍的な人権の発展の歴史、日本に住む一般外国人の問題、その他日本に住む少数者に対する理解を深めます。
「アイヌ・沖縄問題」「日本にいる外国人は今」

   上記以外にも歴史・人権をキーワードとしながら、様々な講座を運営しています。


  2008年度 後期講座 参加者の声
テーマ 感想
10月24日(金)
日本と朝鮮半島の交流史
○朝鮮通信史の規模の大きさに驚きました。藩予算のどれくらいを使ったんだろう。朝鮮人は日本に行くことを喜んだのだろうか、妻子はやはり残されたのだろうかなど色々考えました。
○日本と朝鮮半島との関係は1900年代以降の韓国併合、植民地政策といった負の歴史については今まで学習してきたが、このような友好関係を築いていたということは「朝鮮通信史」という言葉からは想像できなかった。
11月07日(金)
在日コリアン形成史
○一通り学んだことがある内容なので知識的には十分だと思ってたが、何度学んでも細かい発見が見られると思った。
○在日コリアン形成史を生きた人たちの生活は現在では到底想像できない。だけどこのような時代があったこと、自分たちのハラボジ、ハルモニが経験していたという歴史を忘れてはいけない。
11月21日(金)
日本軍「慰安婦」
○人種とか男女の性別とか関係なく人間としてこの問題を捉えてどう考えるのか、どう行動すべきなのかが大切であると思いました。
○講座を終えて考えたこと。被害者のハルモニたちが生きている間になされるべき補償や謝罪がなされなかったらその後はどうなるのだろう・・・。大学でこの事を広めようと思いました。


コラム 〜これまでに開催した講座紹介〜 

   2008年6月20日に「多文化共生ワークショップ」というテーマで講座を行いました。この講座では参加型学習ということで
  いつもと違い、机を取っ払って周囲を椅子のみにし、参加者が動きやすい環境を作りました。

   そして今回、教材として「シミュレーション教材『ひょうたん島問題』 多文化共生社会ニッポンの学習課題」
  (藤原孝章著、明石書店)(http://www.akashi.co.jp/Asp/details.asp?isbnFLD=4-7503-2721-2
  を用いてワークショップを展開しました。内容は架空の島−ひょうたん人が住むひょうたん島にそれぞれの背景をもった
  移民−カチコチ人とパラダイス人が移り住み、文化や価値観の違いなど問題に直面します。
   それらの解決策をロールプレイを通じて考え、日本の現状と照らし合わせていくというのが、大まかな内容です。

   本の各論は多くあるのですが、今回はロールプレイを2つ行いました。1つ目のテーマは「あいさつ」、2つ目のテーマは
  「教育の国際化」です。
   「あいさつ」については文化によって異なるあいさつを体験しました。参加者は与えられた役割カード通りにあいさつを
  行っていきました。「教育の国際化」については教育問題についてそれぞれの役割になりきり、討論会を行いました。

   今回の多文化共生ワークショップを通じて、いつもの講座で聞くような形式とは違い実際に参加できて楽しかったと
  いった声が聞けました。「あいさつ」については、相手が持っている役割カードのあいさつの内容は異なるので、相手が
  どのようなあいさつを行ってくるか不安な面もありました。また、「教育の国際化」では異なる意見を合わせる事の難しさ
  に参加者の多くが直面したと感じています。

   実際に私たちが生きている社会でも多くの意見の相違があります。一人でも人間がいると価値観も異なりますし、
  ルーツが異なると文化の違いも生まれます。その中で多くの対立や葛藤が生じます。
  では私たちが取るべき行動とは何でしょうか。それは違いを排除するのではなく、自分の立場を押し付けるのでもなく、
  お互いが他者へ「歩み寄る」ことだと思います。「歩み寄る」ためには自分を知ってもらう、相手をすることなど多くの努力
  が必要になります。それでも努力によって一対一の関係が生まれ、そこから集団の関係、社会の関係に繋がっていく。
  そういったことを感じれるような講座でした。

   今後も歴史・人権講座では参加型学習の講座を積極的に取り入れる予定です。参加できなかった方は次回の参加を
  是非お待ちしております!

   
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