2011年度 後期講座開講につき参加者募集中!

   KEY神戸では、在日コリアン青年を対象に歴史・人権講座を開催しています。
   学習テーマは
在日コリアンの形成史や法的地位など自分たちの身近な問題を中心に、韓国や朝鮮半島の歴史、
  戦後補償・歴史認識問題、さらには平和や人権に関する問題
まで幅広く学んでいます。

   KEYの歴史・人権講座に来れば、在日コリアンの問題からグローバルな平和や人権の問題まで幅広い知識と
  教養を身につけることができるかも!?

   講座は机を囲んで大学のゼミのような雰囲気で、楽しく知的な時間を過ごしています。ときには真面目に語り合い、
  ここでしか学べないこともたくさんあるはず!!


   私たちは、日本社会でコリアンとして生きていくためには、“学ぶこと”が必要であると考えています。
  みなさん、気軽な気持ちでぜひ一度覗いてみてください。
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  2011年度後期 歴史・人権講座
開講日 テーマ
2011年
10月28日(金)
 「ヒロシマ・ピョンヤン」鑑賞と「原爆と朝鮮人」トピック
広島に投下された原爆による被害者が北朝鮮にもいることをご存知ですか?在朝被爆者を追ったドキュメンタリーを鑑賞し、原爆被害の実情と、在外被爆者の苦悩に迫ります!
11月12日(土)  「核」を学ぶ 〜原発や核兵器から考える本当の「平和」とは・・・〜
福島の原発事故後、様々な議論がなされています。何が正しいの?住民に知らされていない情報はあるのかな?海外メディアからの情報なども取り入れながら、多角的に「原発」や「核兵器」について考えます。
11月25日(金)  在日コリアンのルーツを探す旅&ルーツを語る座談会!
朝鮮半島にルーツを持つ方必見!ここは参加必須ですよー☆ 私たちはなぜ日本にいるの?をわかりやすく学んだあとは、在日コリアン同士だからこそ話せる座談会!濃〜い内容です☆
12月9日(金)  在日コリアン一世の労働 〜兵庫の中の朝鮮人の足跡〜
戦前、戦中、朝鮮人労働者たちはどのような生活を送ってきたのでしょうか?たくさんの証言を紹介しながら、当時の様子をリアルに感じてみましょう!身近な場所も登場するかも?!
2012年
1月13日(金)
 戦場で何があったの? 日本軍「慰安婦」問題を知る
元日本軍「慰安婦」だったハルモニたちは、戦場でどのような生活を強いられたのでしょうか?事実を事実としてしっかりと受け止め、悲しい歴史を繰り返さないために、今こそ学びたいテーマです。
1月27日(金)  「日の丸」「君が代」って? 〜知って、考えて、行動する意味〜
「日の丸」や「君が代」について考えたことはありますか?これらを目にするのは、オリンピックのとき・・・卒業式のとき・・・。この「日の丸」「君が代」について、その歴史や含まれる意味を考えてみます。
2月11日(土)  KEY関西合同講座
恒例になってきました、関西合同講座!普段なかなか会えないメンバーと学び、語り、交流する貴重な場です。テーマは決まり次第お知らせします。
2月24日(金)  スキーツアー オリエンテーション&地域発表に向けて! 
4年ぶりに!KEY全国スキーツアーが開催されます!そのオリエンテーションとツアーで発表する地域発表の練習です^^

   また、講座後にはお寿司やお菓子を食べながら講座の感想や雑談(世間話!?)などを交わしながら、交流会を
  行っています。結構遅くまで事務所にいますので、途中からでも気軽に覗いて下さい。


   ※ お問い合わせ・お申し込みは、下記フォームにご記入の上送信して下さい。




  歴史・人権講座カリキュラム
テーマ 内 容
在日コリアンシリーズ 在日コリアンのルーツ、民族差別の現状、在日の法的地位、民族教育の現状など在日コリアンの歴史と現状を学びます。
「神戸から見るコリアンの歴史」「在日の形成史」
「在日コリアンのアイデンティティ」
朝鮮半島の歴史と現状シリーズ 日本の植民地支配を受けた私たち民族の歴史、および1945年解放以降の南北分断の歴史、韓国の民主化運動や市民社会運動、日韓関係史などを学びます
「朝鮮近代史」「韓国現代史T・U・V」「南北関係史」
戦後補償・歴史認識シリーズ 日本の朝鮮植民地支配やアジア侵略の歴史を学び、正しい歴史認識を探っていきます。また、日本軍「慰安婦」問題、在韓被爆者問題などの未だに解決されていない戦後補償の問題を学びます。
「元日本軍『慰安婦』問題」「在韓被爆者問題」
地域オリジナル企画 KEY神戸の独自企画として、会員の参加型学習やフリートークの場を設定し、様々な問題についての意見交換を行います。
「自由発表会〜私が今考えること〜」
地球市民シリーズ 地球的なレベルで問題となっている南北問題、環境問題、戦争と平和について学び、地球市民としての教養を培います。
「地球トリビア〜平和・環境・人権・女性と子供〜」
「カンボジアの人身売買」「子供兵」
人権シリーズ 普遍的な人権の発展の歴史、日本に住む一般外国人の問題、その他日本に住む少数者に対する理解を深めます。
「アイヌ・沖縄問題」「日本にいる外国人は今」

   上記以外にも歴史・人権をキーワードとしながら、様々な講座を運営しています。



コラム 〜これまでに開催した講座紹介〜 

   2008年6月20日に「多文化共生ワークショップ」というテーマで講座を行いました。この講座では参加型学習ということで
  いつもと違い、机を取っ払って周囲を椅子のみにし、参加者が動きやすい環境を作りました。

   そして今回、教材として「シミュレーション教材『ひょうたん島問題』 多文化共生社会ニッポンの学習課題」
  (藤原孝章著、明石書店)(http://www.akashi.co.jp/Asp/details.asp?isbnFLD=4-7503-2721-2
  を用いてワークショップを展開しました。内容は架空の島−ひょうたん人が住むひょうたん島にそれぞれの背景をもった
  移民−カチコチ人とパラダイス人が移り住み、文化や価値観の違いなど問題に直面します。
   それらの解決策をロールプレイを通じて考え、日本の現状と照らし合わせていくというのが、大まかな内容です。

   本の各論は多くあるのですが、今回はロールプレイを2つ行いました。1つ目のテーマは「あいさつ」、2つ目のテーマは
  「教育の国際化」です。
   「あいさつ」については文化によって異なるあいさつを体験しました。参加者は与えられた役割カード通りにあいさつを
  行っていきました。「教育の国際化」については教育問題についてそれぞれの役割になりきり、討論会を行いました。

   今回の多文化共生ワークショップを通じて、いつもの講座で聞くような形式とは違い実際に参加できて楽しかったと
  いった声が聞けました。「あいさつ」については、相手が持っている役割カードのあいさつの内容は異なるので、相手が
  どのようなあいさつを行ってくるか不安な面もありました。また、「教育の国際化」では異なる意見を合わせる事の難しさ
  に参加者の多くが直面したと感じています。

   実際に私たちが生きている社会でも多くの意見の相違があります。一人でも人間がいると価値観も異なりますし、
  ルーツが異なると文化の違いも生まれます。その中で多くの対立や葛藤が生じます。
  では私たちが取るべき行動とは何でしょうか。それは違いを排除するのではなく、自分の立場を押し付けるのでもなく、
  お互いが他者へ「歩み寄る」ことだと思います。「歩み寄る」ためには自分を知ってもらう、相手をすることなど多くの努力
  が必要になります。それでも努力によって一対一の関係が生まれ、そこから集団の関係、社会の関係に繋がっていく。
  そういったことを感じれるような講座でした。

   今後も歴史・人権講座では参加型学習の講座を積極的に取り入れる予定です。参加できなかった方は次回の参加を
  是非お待ちしております!